はじめに
こんにちは、ガゼルです。
「レオパードゲッコー」はペットショップの爬虫類コーナーの中でも一番売り場面積が多く、多くの種類を見ることができます。
私が住む札幌市では、「爬虫類ではレオパのみ取り扱っている」というペットショップも存在します。
近年、爬虫類ペットの代表格と言ってもいいくらい人気が安定してきた「レオパードゲッコー」ですが、人気の秘密はいったいどこにあるのでしょうか…。
今回は、飼育5年目に突入した管理人が「これからレオパを飼おうと思っている方」や「飼育初心者さん」に向けてレオパードゲッコーの特徴や生態などを簡単に解説したいと思います。
爬虫類の飼育を身近なものにしたレオパ
「エキゾチックアニマル」と呼ばれる爬虫類は、その特異な見た目や飼育の難しさから、以前は一部の愛好家が飼育するという傾向がありました。
しかし、最近ではこのイメージが変わりつつあります。
有名人が爬虫類を飼っている姿がメディアで紹介されたり、ネット上でも様々な情報を入手することが可能になりました。
実は、爬虫類は正しい知識を持っていれば意外と簡単に飼育することができます。
特に「レオパードゲッコー」や「フトアゴヒゲトカゲ」「ニシアフリカトカゲモドキ」はその筆頭で、かわいらしい見た目や飼いやすさが注目され、近年飼育者の数が増えています。
レオパードゲッコーの魅力とは
【ちょうどいいサイズ感】
アダルトサイズのレオパの全長は20cm~25cm、体重は40~80グラム程で、手の平に乗せて触れ合うにはちょうどいいサイズ感です。
ケージのサイズも30cm×30cm程度でよいので、飼育スペースもそこまで場所を取りません。
そのため、子供部屋や一人暮らしのワンルームマンションなどで飼うことも可能です。
【魅力的な外見】
鮮やかな色彩や綺麗な縞模様など、外見からは同じレオパとは思えないほど、たくさんの種類(モルフ)が存在します。
元々、両手で数える程しかいなかったモルフも様々なブリーディングが繰り返りかえされることによって、現在では数えきれないくらい多く存在しています。
価格は数千円~数十万と幅が広く、血統や希少価値、市場ニーズにより価格は大きく異なります。
【性格が温厚で人に馴れる】
レオパードゲッコーの性格はとても穏やかで、ペットとして扱いやすいとされています。
もちろん個体差はありますが、人間に対してほとんど攻撃的な行動をとることがありません。
初対面のときは警戒心を示すことがありますが、レオパは適応能力が高く飼育環境にもすぐに馴れてくれます。
また、他の爬虫類に比べて動きが遅いので直接触れ合うことが容易です。
ゆっくりと慎重に接することで、徐々に飼育者に馴れて手から餌を受け取るようになります。
【飼育・お手入れが比較的容易】
レオパードゲッコーは、他のペットに比べて飼育が比較的簡単で手間が掛かりません。
初期費用も安く、成体になると給餌は一週間に一度でよいので、経済的負担が他のペットに比べて少ないです。
肉食のレオパにとって昆虫が主食となっていますが、現在では「人工フード」の研究が進んでおり、虫嫌いの方でもレオパ飼育が可能となりました。
また、一部のペットにあるような複雑なケアもレオパには特に必要がないのもレオパが爬虫類初心者におすすめされる理由です。
【長い間共に生活できる】
レオパードゲッコーの飼育下での寿命は10年~15年程と言われています。
「適切な飼育環境」「栄養管理」「ストレスの軽減」などに気を遣っていれば、犬や猫と同じくらい長い間生活を共にすることも可能です。
そのため、お迎えする前には「レオパは長生きするペット」ということをしっかり考え、飼育には長期的な責任が伴うことを理解しておくことが大切です。
【とにかく観察が楽しい】
レオパードゲッコーは飼育環境や飼い主に馴れてくると面白い行動をたくさん見せてくれるようになります。
餌を追跡する様子や脱皮の時に見られる独特な行動など、レオパ特有の習性を観察できるのも飼育の楽しみの一つです。
比較的ストレス耐性も強いので、ケージの外に出して部屋を散歩させたり、「ハンドリング」と言って、直接手で触れ合うこともできます。
個体によっては手を差し伸べると登ってくることもあるので更に愛着がわいてきますよ。
さいごに
比較的飼育が容易で、経済的にも優しいレオパードゲッコーですが、飼育には最低限の設備が必要です。
レオパにとって重要な「湿度や温度の管理」を怠ると病気を引き起こし、寿命に影響が出でしまうこともあります。
また、爬虫類はコミュニケーションやスキンシップを求めてないため、ケージの外から観察するの望ましい飼い方です。
レオパをお迎えする前には、飼育方法や性格などを理解し、適切な環境を提供できるかを検討することがとても重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!