
こんにちは、ガゼルです。
ヒョウモントカゲモドキを飼っていると、ふとした瞬間に面白い表情や行動を見せてくれるときがあります。
「今の行動はどんな意味があるのだろう…」と疑問に思うことがよくありますので、今回はそんな「よく見かけるレオパのかわいい仕草や行動」について解説してみたいと思います。
【ヒョウモントカゲモドキの面白い行動5選】

口の周りを舐める
ヒョウモントカゲモドキは餌を口に入れた後、犬や猫のように舌でペロペロと口の周りを舐めます。
愛嬌があってとってもかわいい仕草です。
レオパは他の爬虫類とは違い、人間のように丸くて濃いピンク色の舌をしています。
我が家のレオパたちの舌をよく見るてみると舌先が小さく半円状に欠けていますので、これはレオパに見られる舌の特徴なのかもしれませんね。


爬虫類の多くは舌を出したり、口の周りを舐めるという習性があります。
ヘビはよく舌を震わせながら出したり引っ込めたりしていますよね。
ヘビは視覚と聴覚が弱いため、舌には味覚のほかにも嗅覚も備わっているんです。
これはヘビ特有の器官で、舌を出すことで空気中に漂う匂いや味の粒子を感じ取って周りの状況を把握していると言われています。
レオパが舌を出すのは理由は、「顔を洗っている」「口の周りに付いた水滴を舐めている」などと言われていますので、ヘビとレオパが舌を出す意味は少し違いますね。
脱皮をするときも鼻先から剥けていくことが多いので、口の周りを舐めるのが関係しているのかもしれません。

キレイ好きで神経質のレオパならではのかわいい習性ですね。
あくび
あくびはほとんどの脊椎動物がする生理現象ですが、レオパもあくびをすることがあります。
あくびをする理由は動物によって異なります。
人間の場合ですと、眠い時や退屈な時にでることが多いですね。
「脳に酸素を送るため」とか「体温を下げるため」とも言われていますが、実はあくびをするメカニズムまだ解明されいないらしいです。
レオパを観察していると他の動物と同じで緊張状態であくびをすることはありません。
ですので、あくびをするのは飼育環境に馴れてきた証拠なのではないでしょうか。
レオパのあくびはいつするかが解りません、また一瞬で終わってしまうので写真に収めることがすごく難しいです。
動画で撮影していても録画を止めた後にあくびをしてしまうなど、中々うまいこといきません…。
レオパは口が大きいのであくびを正面からみると口の中が丸見えになりとっても愛嬌があります。


目を閉じて気持ちよさそうにあくびをする顔はかわいいですね。
レオパダンス
我が家ではスーパーハイポタンジェリンのハナがよくこの「レオパダンス」をしています。
ダンスといっても、これは「壁を登ろうとするレオパの習性」です。
ガラスケージの表面はツルツルしているので爪が引っかからず滑ってしまい、その姿がダンスをしているように見えるんです。
滑っても転んでも同じ行動を何度も繰り返すので思わず笑ってしまいます。
ダンスのあと床材のキッチンペーパーはいつもぐちゃぐちゃです。
この行動は個体差があるようでエクリプスのキョンは全くしません。

ハナはいつも落ち着きがねえな…
穴を掘る
以前、我が家で床材にデザートソイルを使っているときによく穴を掘るような仕草をしていました。
ソイルを掘ったり、戻したりと落ち着きなく動いていましたね。
レオパは夜行性なので、よく夜中にゴソゴソ動いています。
野生下では穴を掘って巣穴にすることがあるのでこれは本能からくるものです。
現在はキッチンペーパーを使用しているので穴を掘る仕草はなくなってしまいました。
床材をサンドやソイルにして穴掘りしてもらった方がレオパにとってはストレス解消になって良いのかもしれません。
キッチンペーパーを使用するのは「掃除が簡単」という飼い主のエゴですからね。
何より穴を掘っている姿を見るのは飼い主にとっても癒しになりますよ。
また、レオパは成体になってくると爪が伸びてくるので床材にソイル使うと爪研ぎになるというメリットもあるんです。
レオパがストレスを感じて体調不良になってしまったら床材を変えてみるのも一つの方法かもしれませんね。

穴を掘るのはストレス解消になるんだよ。
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尻尾を振り回す
こちらは面白い行動とは少し違いますが、レオパは給餌のとき(特に生き餌を与えるとき)にこのような行動を取ることがあります。
これはレオパの習性で「威嚇行動」と言われてますが、尻尾をゆっくり回したり、高速でブルブル震わせます。
以前キョンとハナをケージ越しに対面させた時にハナは尻尾を大きくしてグルグル回していました。
普段は目にすることのない異様な行動だったので最初見たときにはびっくりしたことを憶えています。
他にも威嚇行動としては鳴き声を発したり、噛みついたりします。
この行動はベビーやヤングの若い個体に多く見られ、飼い主や飼育環境に馴れてくると次第になくなっていきます。
尻尾を震えさせるのには「求愛」の意味もあり、オスのレオパがメスに対してこのような行動を取ることがあります。

あまり興奮させるんじゃねえぞ。


他にも「あんたほんとにトカゲモドキかい?」と思えるような面白い寝方をしていたり、普段のレオパでは見られないような素早い動きをするなど、日々さまざまな発見があります。
こうした面白い行動を発見するのもレオパを飼育する楽しみでもあります。
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レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!