2022年レオパードゲッコーのSNS人気モルフランキングBEST10

その他雑記

こんにちは、ガゼルです。

レオパードゲッコーをショップやブリーダーさんから購入する際、性別や性格(気質)も判断材料になりますが、やはり最初は「見た目」で選ぶかと思います。

レオパには様々なモルフ(品種)があり、同じモルフでも色や模様が異なります。

「探しているモルフだけどちょっと違うな~」とかはよくある話ですね。

今回は2022年現在、日本でどのようなモルフが飼育されているのか、 「ツイッター」と「インスタグラム」のユーザーさんが投稿しているレオパのモルフを集計して、ランキング形式で発表したいと思います。

これからレオパードゲッコーの飼育を考えている方は参考にしていただければ幸いです。

ちなみに管理人の好みはランキングに一切関係しておりませんのでご了承ください。

今回は以下の項目から集計させていただきました。

①ツイッター、インスタグラムのユーザーさんが飼っているレオパを対象
②10匹以上飼われている方は自家繁殖の可能性があるため除外
③同じモルフを飼われている方は一匹としてカウント
④外国のアカウントは除外
⑤見た目で判断できないようなモルフは除外(投稿に記載があればOK)

カウント総数2452匹です。

それで発表させていただきます♪

【レオパードゲッコー】SNS人気モルフランキング

第1位 ハイイエロー (481匹)

1位はダントツで「ハイイエロー」です。
レオパの中でも値段が安く初心者の方でも購入しやすい品種ですね。

黄色の体に黒い豹紋がたくさん出現しているのが特徴です。

野生種の中から黄色が強くでている個体同士を交配させてできたのがこのハイイエローで、ここから様々なモルフが誕生しています。

現在、ペットとして流通しているレオパの原点となっています。

ベビーのときはバンド(横しま)模様の個体が多く、徐々に模様が広がり豹紋になっていきます。
目は白で縁取られた黒い瞳孔にグレーの虹彩の「ノーマルアイ」です。

模様がどんどん変わっていくため、成長とともに変化が楽しめるモルフです。

ハイイエローベビー☆USCB - exotic-supply(エキゾチックサプライ)
ハイイエロー(ベビー) 出典 https://www.exotic-supply.com/phone/product/481
ハイ イエロー
ハイイエロー(ヤング)出典 https://www.gex-fp.co.jp/exoterra/breed/leopardgecko/leopardgecko_sub1/leopardgecko_01-001/

第2位 スーパーマックスノー(375匹)   

こちらも大人気のモルフですね。

通称「スパマク」です。

我が家でも先日のこのスーパーマックスノーをお迎えしました。

体は黄色味が完全に消失して、白地に黒のスポット(ピグメント)が無数に現れます。

ウルウルした黒目も特徴的です。

スポットは個体により様々で小さいものから大きなものやスポットがラインでつながっている個体もいるます。

スーパーマックスノーから様々な複合モルフを作り出せることができるので、繁殖にために飼育されている方も多いですね。

スパマクのベビー

第3位 マックスノー (320匹)

アメリカの有名なブリーダー「ジョン・マック」氏が作出しました。

マックスノーの名前の由来にもなっています。

マックスノー(ベビー)https://love.gunma.jp/



ハイイエローと違い、白が多く表れた個体同士の交配を重ねて誕生しました。

ベビーのときは白と黒の配色ですが、成体になるにつれて黄色味が出現することがあります。

こちらも体の模様が変化しやすく、ベビーとアダルトでは同じ個体とは思えないくらい様変わりしてしまいます。

お迎えの際は、この辺りも考慮した方が良さそうですね。

レオパ大量入荷!! : 爬虫類倶楽部大宮店公式ブログ
マックスノー(アダルト) 出典 http://blog.livedoor.jp/hachikura_ohmiya/archives/51485481.html

第4位 スーパーハイポタンジェリン(312匹)

スノー系に劣らず人気なのがオレンジ系統のタンジェリンです。
中でも一番人気なのがこの「スーパーハイポタンジェリン」になります。

通称「スーパーハイタン」です。

きれいなオレンジ色が特徴で頭と体にスポットが全くないか、ほとんど出現しません。

このスーパーハイタンもショップでよく目にする人気のモルフですね。

たまに「ブラッド」や「トルネード」の表記が付いている個体がいますが、血統の違いだけで全てハイポタンジェリンです。

尻尾の付け根から先端にかけて15%以上オレンジ色が乗っているものを「キャロットテール」と呼びます。

オレンジ色が映えます。

第5位 ハイポタンジェリン (196匹)

スーパーハイタンと比べて、黒い色素(スポット)が少し残っているモルフです。
スーパーハイタンより安価で手に入れることができます。


「ハイポ」とは黒いスポットが減退したもの (体に出るスポットが10個 以下の個体) を、「タンジェリン」は黄色+赤い色素が現れたオレンジ色の個体のことを指します。

スーパーハイタンとの厳密な区別がないので、「スーパーハイタン」として購入したのにスポットがたくさん出てきたということもよくあります。

どんどんレオパがやってきます@インター爬虫類 | 名古屋のペット ...
タンジェリン  出典 https://remix-net.co.jp/?p=387603 

第6位 トレンパーアルビノ (188匹)

レオパのアルビノには大きく分けて「トレンパー」「ベル」「レインウォーター」の3種が存在しますが、中でも一番人気(流通量が多い)なのがこの「トレンパーアルビノ」です。
アメリカのロン・トレンパーさんが作出しました。

黄色ベースの体にピンクや紫などの薄い模様が現れます。
特徴的な目は赤い瞳孔にクリーム色の虹彩で「アルビノアイ」と呼ばれています。

レオパ トレンパーアルビノ | マシュマロパンダ
トレンパーアルビノ  出典 https://love.gunma.jp/item/albino/

第7位 エクリプス (171匹)

こちらは遺伝が目に現れるモルフです。
エクリプスは「日食」や「月食」の意味を持つように、目の半分が黒くなる「ハーフアイ」と全体が黒くなるフルアイが存在します。

また、右目がフルアイ、左目がハーフアイなど左右の目が違うこともあります。

スーパーマックスノーとよく似た黒い瞳ですが、遺伝子的には全くの別物です。

エクリプスは個体により鼻先や手足の色が抜けることがあります。

エクリプス(フルアイ) 鼻先の色が抜けています。

第8位 ブリザード (153匹)

体にスポットなどの模様がなく、白色を強く出したモルフです。


ベビーのときは白でも、アダルトになるにつれて薄いグレーや黄色味がでてくる個体もいます。

色素がないので瞼は目が透けて青く見えます。

ブリザードとアルビノを掛け合わせたものを「ブレイジングブリザード」と言い、体の色がより白くなります。

黒目のブリザードをよく見かけますが、「エクリプス」や「スパマク」の遺伝子とも異なり、黒目は変異的に現れます。

愛好家の中では「鳥皮」って言われていますね。

白系のレオパは他にもマックスノーブリザード、ディアブロブランコ、ホワイトナイトなどたくさんあり見分けるのが非常に難しいです。

ブリザード


第9位 ラプター (130匹)

トレンパーアルビノを作った「ロン・トレンパー」さんが作り出した複合モルフです。

「ラプター(RAPTOR)」とは、「Red eyes(赤い目)」、「Albino(アルビノ)」、「Patternless(パターンレス)」、「Tremper Orange(トレンパーオレンジ)」の頭文字から名付けられています。

アルビノが入っているので黄色ベースの体に茶色の模様が出現します。

目は赤い虹彩のレッドアイです。 

ちなみに目が「ノーマルアイ」のものを「アプター」と言います。

ラプターは視力がとても弱いのでエサを捕まえるのが苦手です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: verdian-chua-68hC4vYTSFo-unsplash-1024x576.jpg
「ラプター」 レッドアイ(ルビーアイ)がきれいです。


第10位 ベルアルビノ (126匹)

こちらもアメリカの「マーク・ベル」さんという方が作り出したアルビノ種のモルフです。
マックスノーによく似たスポットがでますが、色は黒ではなく薄い茶色です。
こちらも「レッドアイ」と呼ばれる赤い目が特徴的です。

トレンパーアルビノに比べてベースの色が薄く茶色のスポットが出現します。

アルビノ種は色素が欠乏しているので基本的に黒色が出現することはありません。

ラプター同様アルビノに共通して言えるのは視力が弱い個体が多いことです。

明るいところではエサを判別できないことがありますので、給餌のときは口元まで持っていく必要があります。

視力は個体により異なりますが、飼育する上で特に問題はありません。

ファンキージャングルベルアルビノhetレーダー | レオパードゲッコー ...
ベルアルビノ 出典 http://shop.geckozoo.com/


ランキングは以上になります。

やはりスノー、タンジェリン系はとても人気があります。

大体予想できる順位だったと思いますが、個人的にはアルビノ系が多く入っていたのがうれしかったですね。

今回のランキングは「飼育されているモルフの数=流通量」だと思いますので、これらのモルフはショップに行けば出会える確率が非常に高いです。

最近では複合モルフもたくさん出てきているので、見た目でははっきり解らない個体も数多くいます。

今回ランクインしたモルフはお店で見かけることが多いので、これからレオパのお迎えを考えている方には是非とも参考にしていただきたいと思います。

つぶ
つぶ

僕らが入っていて良かったね。

キョン
キョン

管理人のさじ加減だろ。

ちゃんと調べたんだよ!!

レオパの飼育を始めてみよう!

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!

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