レオパードゲッコー「飼育ケージ比較」おすすめ5選

商品レビュー

こんにちは、ガゼルです。

はじめに

レオパードゲッコーの飼育で最初に用意しなければならないものは「飼育ケージ」です。

これがないとレオパの飼育はできないですよね。

とりあえず100円ショップなどで適当なものを買うこともできますが、爬虫類専用に作られているものは少なく、あまりおすすめはしません。

初めてレオパを飼う方は、生体と一緒にケージなどの飼育道具を購入される方も多いと思いますが、できれば道具を揃えて飼育環境を整えてからレオパをお迎えしたいものです。

今回はサイズ的にレオパードゲッコーの飼育におすすめできるケージを厳選してご紹介させていただきます。

おすすめのケージ5選

レオパ飼育に必要なケージの選び方

大きさ

レオパは活動範囲が少ないので、特に運動の必要はありません。

壁に貼り付くことができない「地表性のヤモリ」なので、高さも20cm程あれば十分です。

給餌のときも高さがない方が楽ですよね。

また、高さがあると上部ヒーターを取り付けたときに全体が暖まらないというデメリットがあります。

30cm×30cm×高さ20cm以下のケージだと温度や湿度の管理もしやすくなります。

扉の開閉

飼育ケージはメーカーによって扉の開け方にそれぞれ特徴があります。

上部の開閉式やスライド式、全面が開くタイプもあります。

扉の開閉の仕方は「掃除のしやすさ」や「生体の取り出し」に深く関係してきますのでとても重要です。

ケージの設置場所によっても用途が変わってきますので、自宅の飼育環境を考えた上で選ぶようにしましょう。

材質

ケージの材質には「ガラス製」「プラスチック製」「アクリル製」などがあります。

一般的にガラス製はキズが付きにくく、劣化が少ないです。

クリアな分視野性が良いです。

だた、ガラス製は重量があるので掃除のときはちょっと大変です。

プラスチック製、アクリル製のメリットは値段が安いことと重量が軽いことです。

丸洗いがしやすく水残りが少ないのでお手入れが楽です。

反面、キズが付きやすく、 長期間使用していると変色したり曇ってくることがあります。

通気性

ケージに付いている「通気口」の位置も重要です。

通気孔には「穴が開いているタイプ」と「メッシュタイプ」のものがあります。

上部が金網になっているタイプのものは通気性もよく、上部ヒーターを取り付けても安心です。

穴が開いているタイプは保温、保湿性に優れた商品が多いです。

管理人がおすすめする飼育ケージ5選

三晃商会 SANKO E24 グラスゾーン 30WH

小動物の飼育グッズの販売を中心に展開している「三晃商会」の飼育ケージ「SANKO E24 グラスゾーン 30WH」はサイズが32cm x 32cm x 高さ20.5 cmとレオパの飼育には丁度いい大きさです。

白を基調としたケージで清潔感があります。

天面がメッシュの「スライド式」になっているのが特徴です。

前面の上部にはフレーム枠がないので床材の交換などが楽に行えます。

上部ヒーターの暖突をメッシュ扉の内側に取り付けるとスライドの際に引っかかってしまうので外側に付けなければなりません。

メーカーサイト:http://www.sanko-wild.com/insect/c_e24.htm

SANKO レプタイルボックス ワイド

こちらも同じく三晃商事のケージですが、軽量な「アクリル製」となっています。

フレーム枠がないのでシンプルでスッキリしている印象です。

サイズは40cm×30cm×高さ15.5cmで上記の「グラスゾーン」よりも広く、レオパの動ける範囲が多いです。

スライド式開閉扉でマグネット付いているので、扉を閉めたときにカチッと収まるのがとても気持ちいいです。

誤って扉が開いてしまうこともありません。

フレームが付いているケージは丸ごと水洗いするときに淵に水が残ってしまいますが、この商品には枠が無いので水残りがありません。

アクリル製ケージはネットなどで購入すると割れていたり、キズが付いていることがたまにあるようなので、実際に店舗で確認して買うことをおすすめします。

メーカーサイト:http://www.sanko-wild.com/insect/c_e221.htm

寿工芸 ヒュドラケース3120

黒を基調としたワイルドな仕様の「ヒュドラケース3120」は、扉のロック機能やコードを通す穴などが付いており、細かい気配りが感じられます。

ガラス製で金属のメッシュ素材の天面開閉式です。

こちらの商品は下段のフレームが取り外しが可能となっています。

ケージを重ねて置いたり、パネルヒーターとの隙間を開けたいのであればフレームを付けて使用し、パネルヒーターと底面を密着させたいのであればフレームは取り外して使用します。

こちらは底面もガラスになっているのが大きな特徴でその分重量もあります。

サイズは31cm×30.4cm×高さ20cmとレオパの飼育には最適ですね。

メッシュの網目が小さいので上部ヒーターの「暖突」をネジで固定する場合は穴を拡張しなければなりません。(ドライバーなどで簡単に穴を大きくできます)

メーカーサイト:https://www.kotobuki-kogei.co.jp/product/?cid=215

スドー レプティギア 365

ウェットシェルターで同じみの「スドー」のプラスチック製ケージです。

26.1cm×36.8cm×高さ17.8cmのワイドサイズで、クリア部分が多いので視野性がとても高いです。

こちらのケージの最大の特徴は「扉が前面開き」という点です。

他のメーカーではあまり見られない特徴です。

前面開きなのでケージを縦に重ねて使用することができます。

重ね置き用の溝がしっかり付いているので、ケージがずれてしまう心配もありません。

扉の開閉もスムーズで給餌がとっても楽です。

サイドに通気孔があり、メッシュタイプに比べ保温、保湿性が高いです。

その分、季節によっては内部に結露が起こってしまうことがあります。

プラスチック製なので上部ヒーターの設置には向いていないですね。

両サイドのバックルがけっこう固いので最初は開閉するのにコツがいります。

基本的に爬虫類は上から近づいてくるものを天敵と見なして警戒する習性があるので、前面開きのこちらの商品は生体にかかるストレスが少ないと言えます。

メーカーサイト:http://www.sudo.jp/petproducts/ht/contents/reptigear/365.html

ジェックス レプテリア300キューブLOW

清潔感のあるスッキリとしたデザインで、お馴染みの大手「ジェックス」製品です。

31.6cm x 31.6cm x 高さ19.2 cmの最適サイズでこちらも上部開閉式のメッシュタイプです。

開口部が広く通気性は抜群です。

ガラスなので傷がつきにくく視野性が高いです。

電源コードを通す穴が大きいのでヒーター類を内部に設置することができます。

底に1cm程の隙間があるのでパネルヒーターを密着させたくないときにはこちらがおすすめです。

こちらは基本的にジェックス製のシートヒーターが合うように作られています。みどり商会のような密着型パネルヒーターでは温度が上がりづらいです。

こちらは管理人が現在使用しているケージです。

上部ヒーターは暖突のSサイズがピッタリと収まります。

メッシュの上下どちらにでも取り付けることができ、加工の必要もないです。

メーカーサイト:https://product.gex-fp.co.jp/exoterra/?m=ProductListDetail&cid=396&id=2002

ケージの種類はたくさんありますが、安価な商品は「割れやすい」「傷が付きやすい」など、安いなりの理由があります。

レオパの飼育には今回ご紹介した商品のようにある程度しっかりとしたものを選ぶようにしましょう。

飼育ケージには色々なタイプのものがあり、上記以外にもそれぞれ注意したい点があります。

  • 天面開閉式は扉を閉めるときに気を付けないと大きな音が出る
  • メッシュ部分は錆びることがあり、水洗いをしたあとはしっかり水分を取らなければならない
  • フレームがあるタイプは水洗いや床材の交換の際に少し手間がかかる
  • ガラス製はプラスチック製に比べ指紋が付着しやすい

などが挙げられます。

ネットショップは値段も安く気軽に購入することができますが、商品が届いあとに意外と重かったり、傷が付いていることもあるので、できれば店舗で実際に商品を手に取って購入することをおすすめします。

実は最初のケージ選びはとても重要!

レオパを1匹飼育すると、必ず2匹目、3匹目が欲しくなります。

複数飼育するときに異なるメーカーのケージだと並べたときに非常にバランスが悪くなってしまいます。

できればケージを複数並べて設置した時のレイアウトも頭に入れて購入するようにしましょう。

設置場所が離れていたら、あえて異なる商品にして違いを確かめてみるのも良いかもしれませんね。

レオパスマイル。
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最後までお読みいただきありがとうございました♪

▼レオパの寒さ対策についてはこちらから▼

レオパの飼育を始めてみよう!

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!

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