アカメカブトトカゲはレオパードゲッコーのライバルになれる?

その他雑記

はじめに

こんにちは、ガゼルです。

ゴツゴツした体に赤目(目の周り)が特徴的な「アカメカブトトカゲ」はここ数年の爬虫類人気もあって、店頭でもよく見かけるようになってきました。

じわじわと人気が出てきているアカメカブトトカゲですが、見た目のいかつさとは反して性格はとても大人しくて臆病であり、サイズはレオパードゲッコーを一回り小さくした感じです。

よく見ると瞳がウルウルしていてとても可愛いらしい表情をしています。

ドラゴンを飼ってみたい!

怪獣やドラゴンを飼ってみたいと思っている方には、「グリーンイグアナ」や「フトアゴヒゲトカゲ」と並んで、見た目がとてもかっこいい「アカメカブトトカゲ」がおすすめです。

グリーンイグアナ(Lサイズドラゴン) 体長:120~170cm
フトアゴヒゲトカゲ(Mサイズドラゴン) 体長:40~60cm
アカメカブトトカゲ(Sサイズドラゴン) 体長:16~20cm 

小さいドラゴンを飼育したいのであればこちらで決まりですね。

今回はそんな「かわいくてイカツい」アカメカブトトカゲについて書かせていただきます。

アカメカブトトカゲとは

見た目とは異なり神経質?

カブトトカゲは、トカゲ科、カブトトカゲ属に分類されていて、インドネシアやパプアニューギニア島に数種類が生息していますが、生態や生息地についてはまだまだ謎が多いトカゲです。

日中は落ち葉や倒木の下などに身を隠して、夜になると餌を探すために行動します。

現在日本で主に流通しているカブトトカゲは「モトイカブトトカゲ」「シュミットカブトトカゲ」と今回ご紹介するアカメカブトトカゲの3種類です。

ワニのようなゴツゴツした鱗があることから、英名は「red-eye crocodile skink」と呼ばれています。

見た目もさることながら英名もかっこいいですね。

こちらは「モトイカブトトカゲ」 からだが茶色くて目の周りは赤くありません 
出典:http://www.kamihata-online.com/shop/pages/04rp0005.aspx

大人しくて臆病な性格をしているので、ショップ等でも大体なにかの陰に隠れています。

キッチンペーパーにシェルターのみで店頭に並んでいるレオパとは違い、アカメカブトトカゲのケージには身を隠せるものがたくさん置いています。

臆病なのでハンドリングもあまり得意ではありません。

ストレスを抱えやすいので外からそっと見ているのがアカメカブトトカゲにとっては良い飼い方と言えます。

まぁ基本的に爬虫類は殆どの種がそうですが…。

意外とレオパとの共通点がある

アカメカブトトカゲは地表性のトカゲで夜行性ということもあり、レオパと飼育環境がよく似ていますが、レオパより高めの湿度を保たなければなりません。

温度と湿度勾配が必要なので、パネルヒーター、ウェットシェルターは必須ですね。

餌はコオロギやミルワームなどの昆虫で、個体によっては「レオパゲル」も食べます。

レオパと同じような飼育環境でアカメカブトトカゲの飼育ができます。

ただし、床材をソイルにしたり、水苔を置くなどして湿度を高く保つ工夫が必要になってきます。

アカメカブトトカゲの体長は16~20cm、体重は成体で30~45g程です。

大人の手のひらに収まってしまうくらいなので、レオパを一回り小さくした感じですね。

とってもデリケート

アカメカブトトカゲの皮膚は意外と薄くて湿度にとても敏感です。

自然下と同じ環境を作り出すのが難しく、湿度が適正でないと寿命に繋がってしまうこともあるようです。

飼育下での寿命が5年~10年と言われるのも高湿度を保つ難しさが関係しているようにも思えます。

ハンドリングは可能ではありますがストレスを受けやすいので必要最小限にしたほうがいいですね。

過度なハンドリングは拒食や自切の危険性もあります。

飼育環境が似ているとはいえ、この辺りは丈夫なレオパとは扱いが異なります。

適切な環境を整え、外から静かに観察するのがアカメカブトトカゲに飼育には一番合っています。

翼があれば正にドラゴンです!

アカメカブトトカゲ・レオパードゲッコー比較表

アカメカブトトカゲレオパードゲッコー
生息地南半球の熱帯雨林地帯中東地域の乾燥及び草原地帯
体長・体重16~20cm、30~45g20~25cm、60~80g
温度・湿度25~28℃、70~100%20~30℃、50~70%
エサコオロギ、ミルワーム、人工餌コオロギ、ミルワーム、人工餌
寿命5~10年10~15年
性格臆病、ストレスに弱いおっとり、動きが遅い
その他繁殖はやや難しい、ハンドリングが苦手体が丈夫、繁殖が容易、適応能力が高い

最後に

レオパードゲッコーに比べると飼育の難易度は少し上がりますが、爬虫類初心者の方でも十分飼育は可能です。

見た目は「手乗りドラゴン」または「現代に蘇った恐竜」です。

アカメカブトトカゲは体が小さくても抜群の存在感があります。

ちなみのバンダイから「アカメカブトトカゲ」の高額カプセルトイが発売されていて、こちらは本物と見分けがつかないくらい精巧に作られています。

本物と見分けがつかないくらいリアルな造形!

最後までお読みいただきありがとうございました♪

レオパの飼育を始めてみよう!

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!

キョン♂  モルフ:エクリプス  特技:逆立ち

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