ニシアフリカトカゲモドキの魅力とは…レオパと飼育を比較

その他雑記

ニシアフの人気の秘密

レオパードゲッコーと何かと比較される「ニシアフリカトカゲモドキ」はむっちりとしたカラダと太いシッポが特徴で、有鱗目トカゲモドキ科の中でもとても人気がある爬虫類です。

「トカゲモドキ科 」なのでトカゲではなく「ヤモリ」に種別されています。

一応、ヤモリの仲間ではありますが、壁を上ることができない地表棲ヤモリなのでレオパに近い種になります。

爬虫類愛好家の中では「ニシアフ」と呼ばれていますね。

私もこの「ニシアフリカトカゲモドキ」は大好きでショップへ行ったときはよく観察しています。

レオパをたくさん取り扱っているショップだと大体ニシアフもいますが、レオパに比べると圧倒的に数は少ないですね。

レオパの1割から2割くらいという印象です。

この「ニシアフリカトカゲモドキ」はレオパと同じようにとても飼育がしやすく爬虫類の中でも初心者向きです。

そしてレオパと同じように見た目がめちゃくちゃかわいいのです!

メディアで取り上げられたり、有名人が飼っているのを紹介されたら爆発的に人気が出ると思います。

レオパの親戚?

ニシアフはレオパの近縁種なので、見た目もよく似ているのですが、そもそも野性での生息地域が異なり、性格や飼育環境も若干違ってきます。

今回はその違いについて少し書かせていただきます。

生息地域や飼育環境

レオパの生息地は イラン、アフガニスタン、パキスタン、インド北西部辺りの砂漠や草原がある乾燥地帯ですが、ニシアフはカメルーン、セネガル、トーゴなどの西アフリカの川の近くや森林や草原に生息しており、レオパよりも温度、湿度は少し高い設定になります。

ニシアフも夜行性なので、昼間はじっとして、夜になるとエサとなる昆虫求めて活動します。

飼育下でもレオパと同じようにコオロギ、デュビア、ミルワームなどを好んでよく食べ、レオパが大好きなキョーリンの「レオパゲル」も食べます。

ニシアフは何を食べる?

レオパゲルは主原料がミルワームですからね。ニシアフも食べるわけです。

ニシアフ専用の人工フードは現在は発売されていないと思いますが、これから人気が出て飼育人口が増えてきたら「ニシアフゲル」などが発売されるでしょうね。

↓↓レオパもニシアフも大好きな「レオパゲル」

ニシアフ・レオパ比較表

ニシアフリカトカゲモドキ
(英名:ファットテールゲッコー)
ヒョウモントカゲモドキ
(英名:レオパードゲッコー)
生息地西アフリカ沿岸沿い
乾燥した森林、草原地帯
インド北西部及び中東地域の
乾燥した砂漠、草原地帯
飼育温度・湿度27~32℃・60~80%20~30℃・50~70%
寿命10年前後10~15年
体の色・模様茶色や薄茶色の縞模様
レオパに比べダーク系でモノトーン色
オレンジや白に近い色もあり
ヒョウ柄、まだら模様など
ニシアフ比べカラーバリエーションが
豊富
体長・体重20~25mm・60~80g 20~25mm・60~80g
体の特徴ずんぐりむっくりで丸顔
手足、指が短い
シッポが太く短め
からだがやわらかく触り心地がよい
ニシアフに比べスマート
顔がシャープで尖っている
シッポが細くて長い
からだはニシアフより固め
目の特徴黒目で大きい
(瞳孔と虹彩の色が同じ)
モルフによりさまざま
瞳孔と虹彩の色が異なる種が多い
黒、猫目、赤目、アルビノなど
性格臆病で繊細
個体により噛むことがある
シェルターに引きこもりがち
長時間のハンドリングはストレスになる
活発で元気
カラダが丈夫
ニシアフに比べハンドリングも平気
(長時間はストレスになる)

ニシアフはデリケート

同じトカゲモドキ科の地表棲ヤモリなので、レオパと似ている部分がとっても多いですね。

見た目もよく似ています。

ショップでも飼育用具や餌は大体レオパと同じものを勧められると思います。

ニシアフの方が飼育温度の幅が狭いので、若干デリケートといったところでしょうか…。

モルフも豊富!

ニシアフもレオパほどではないですが、モルフがたくさん存在しています。

「アルビノ」「パターンレス」「ストライプ」「タンジェリン」などがあり、流通が多いノーマルだと1万円前後で購入できます。

珍しいモルフだと10万超えるものもあります。

最近では新しいモルフも誕生してレオパのようにどんどん個性豊かになってきています。

タンジェリンアルビノ 出典:https://ameblo.jp/juramori/image-12568006753-14698252313.html

さいごに

ニシアフリカトカゲモドキはレオパに比べ、若干温度管理がシビアではありますが、それでも爬虫類の中では非常に飼いやすく初心者向けのペットです。

見た目の愛くるしさは絶対に生活の癒しになるはずです。

レオパードゲッコーを飼っている方はたくさんいますので、ほかの飼育者との違いを見せたい方には「ニシアフリカトカゲモドキ」の飼育がオススメです!

こちらはレオパードゲッコー
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最後までお読みいただきありがとうございました♪

▼レオパの寒さ対策についてはこちらから▼

レオパの飼育を始めてみよう!

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!

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