はじめに
こんにちは、ガゼルです。
今回は「ヒョウモントカゲモドキはトイレを覚えるのか」というお話です。
飼い主としてはいつも同じ場所で排泄くれたらすごく助かりますよね。
実はヒョウモントカゲモドキは決まった場所に糞をするという習性をもっています。
犬や猫じゃあるまいし「そんなバカなっ」と思いましたが、本当に同じ場所でするのです。
今回はそんなレオパの不思議な習性とトイレのしつけ方について書かせていただきます。
ヒョウモントカゲモドキはトイレを覚える!
ヒョウモントカゲモドキ排泄について
ヒョウモントカゲモドキは、
- 排泄を隅っこにする
- シェルターから離れた場所にする
- 自分の糞の匂いを憶える
といった習性をもっています。
レオパは自然下では自分の存在を外敵に気づかれないようにするため、巣から離れたところに糞をします。
ですので飼育環境ではシェルターから離れた場所に糞をするんです。
レオパは基本的には四隅のどこかに排泄をします。
ケージ内に障害物が多ければ、どこが角なのか判らなくなってしまうので、トイレを覚えさせたいのであれば、ケージ内はできるだけシンプルにした方が良いですね。
一度排泄をする場所が決まったら、匂いを憶えているのでずっとそこで排泄をするようになります。
たまに失敗はしますが、我が家のレオパたちも同じところに排泄をしてくれるので掃除が楽で助かっています。
トイレのしつけ方のコツ
- トイレに糞の匂いを付けておく
- 失敗したら匂いを消す
- こまめに掃除をする
レオパは次の排泄も同じ臭いが残っているところにします。
排泄をした時にトイレの場所に糞を少しだけ付けておくとまた同じ場所にするようになるんです。
もし違うところにしてしまったら、爬虫類用の除菌スプレーで糞の匂いをしっかり取り除きます。
①糞の匂いをトイレに付ける
⇩
②失敗したら匂いを消す
これを繰り返すことでレオパはトイレを覚えてくれるようになります。
個体差はありますが、レオパのトイレのしつけはそこまで苦労することなくできると思います。
最初にケージの隅に糞をしてくたらそこをトイレにしましょう。
その後は同じところに排泄してくれるかしばらく観察するようにします。
シェルターの中や水入れにしてしまう個体もいるので、そのようなときは、①と②を根気よく繰り返します。
我が家のハナは最初、水入れに糞をしてしまうことがよくありました。
水入れを置く場所を変えて、その場所にトイレ用のキッチンペーパーを置くようにしたら、そこがトイレとして定着するようになりましたので、そのような方法もあります。
キョンは最初に糞した場所から、基本的にずっと同じ場所でしています。
特に臭いをつける作業もしていないので、勝手に自分が決めた定位置に排泄してくれている感じです。
たまに場所がずれているときがあるので、そのときは除菌スプレーでしっかり消臭してあげると次はそこに糞をすることはありません。
おすすめの床材
結論から言うと、掃除が簡単なのはキッチンペーパーかペットシーツです。
我が家ではトイレの場所にキッチンペーパーを5cm×5cm幅に切って置いています。
糞をするとそこだけ交換すればよいので、床材を丸ごと取り換えなくて済みます。
レオパは糞と尿をいっしょにするので、尿が多いときはけっこう広範囲で濡れています。
そんな時でもキッチンペーパー、ペットシーツだとその部分だけを交換できるので床材が無駄にはなりません。
ペットシーツよりキッチンペーパーのほうが安価なので私はキッチンペーパーをオススメします。
ソイル(土)やサンド(砂)でも糞尿をしたら猫砂のように固まる床材もあるので、インテリアや見た目を重視している方にはそちらでも良いかと思います。
排泄の兆候
レオパは基本的に活動している夜中に糞をするので、残念ながら排泄している姿はあまり見ることはできません。
朝ケージを見てみると糞をしているといった感じですね。
レオパの排泄にはある特徴的な前兆があります。
- ホットスポット(ヒーターの上)でお腹を温める
- 排泄口を舐める
- 落ち着きがなくなる
このような兆候が表れたら後ろ足とシッポが角に来るようにトイレの方に移動していきます。
そのあとシッポを立たせ、後ろ足を広げてカラダに糞が付かないようにゆっくりと排泄します。
きれい好きレオパはカラダに糞を付けないのでとっても清潔ですね。
便秘や下痢になってしまったら
レオパは便秘や下痢になってしまうことがたまにあります。
そのようなときは、爬虫類用の整腸剤が売っているので、エサに混ぜたり、水入れに溶かして与えると改善していきます。
それでも治らないときは病気の可能性もありますので動物病院で診てもらったほうがいいですね。
排泄に異常があるときは温度と湿度が関係している場合が多いので、毎日の温度、湿度のチェックは必ず行うようにしましょう。
今回はトイレとしつけ方ついてお話しました。
基本的にレオパは糞をした場所には、糞が取り除かれるまでその場所には行きません。
とても清潔な生き物なので糞の上で寝転がったり、散らかしなりはしないです。(個体差があります)
衛生的なこともあるので、糞を見つけたら直ぐに交換してあげるようにましょう。
トイレの場所が決まると床材の交換が最小限で済みますので、費用と時間的コストを抑えることができます。
いつも同じで場所で排泄してくれたら掃除がとても楽になり、レオパの飼育もより楽しいものとなりますね。
ヒョウモントカゲモドキの「トイレのしつけ」は簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。
同じ場所でするように頑張るからね!
俺たちのうんちを見つけたらすぐに掃除してくれよな。
君たちはえらいなー。
うんちを見つけたらすぐに片付けるよ。
レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!