こんにちは、ガゼルです。
はじめに
今年の夏は過去に類を見ないほどの暑さで北海道でも連日30℃を超えています。
毎日弱音を吐いている私たちはとは違い、我が家のレオパたちはいつもと変わらず食欲旺盛で毎日元気に過ごしております。
毎年夏場は上部ヒーターの「暖突」はコンセントから外していまが、シートヒーターは通年ONにしています。
ケージの温度は30℃前後に設定していますが、今年は猛暑が続いているので温度管理には気を付けまければなりませんね。
温度計は35℃に!
暑い日が続いていたので、温度計を毎日欠かさずチェックしていますが、ある日「キョン」のケージの温度が35℃に達しているのに気が付きました。
「キョン」のケージは3つ並べたケージの真ん中にあるので、他の2つと比べても温度が高くなる傾向がありますが、今回のように35℃を超えていたのは初めてです。
いくら高温に強いレオパといっても35℃は危険なので急いでシートヒーターの電源を切ることに…。
変温動物のレオパにとって夏場でも「ホットスポット」は必要なのですが、エアコンが付いていない我が家では仕方がない対策です。
窓際の温度が上がりずらい「つぶ」のケージでも32℃あります。
とりあえずヒーター類をすべてOFFにして「サーキュレーター」を回して経過観察です。
それでも温度が下がらなければ次の手を考えなければなりません。
温度管理は冬よりも夏の方が大変ですね。
ハナの体色にも変化が…
爬虫類には外気温によって体の色が変化する種が多く存在しますが、レオパードゲッコーも例外ではありません。
体色の変化は他の種に比べ緩やかですが、温度が低いと「くすんだ色」になり、温度が高いと「明るくなる」と言われています。
今年の夏は平均気温が高くなっているためか、ここ最近「ハナの体色」が鮮やかになってきています。
いつもは⇩⇩このような色をしていますが…
最近はこのような色になっています。
若干画像の加工処理はしていますが、体色(オレンジ)が濃くなっているのが解りますね。
肉眼でみるともっと鮮やかに見えます。
ハナのモルフである「タンジェリン」は体色が変化しやすく、日本ではオレンジ色が濃い個体が好まれると言われています。
ここまで鮮やかな色になるのは初めてで、今年の異常な暑さが関係していると思われます。
今回は4クラッチで終了
前回のハナの産卵(9か月前)は5クラッチ(2個×5回)で合計10個の無精卵を産みましたが、今回は4回(計8個)で終了したようです。
産卵のたびにやせ細り、産卵直後の体重は通常の4分の3程になってしまいます。
身体と尻尾は棒のように細くなり、卵があった場所は大きく窪んでいますね。
また、体もくすんだ色になっています。(ハナは他の子と比べても体調の変化が見た目でしっかり解ります)
産卵後のレオパは体力回復のため一時的に食欲旺盛になります。
普段は週1回の給餌を毎日食べなくなるまで与えます。
ハナも毎晩、飼い主を見るたびに「餌くれアピール」してくるので、満腹になるまで与え続けました。
その結果、1週間後には「通常時47~48g」で落ち着いているハナの体重が「53g」まで増加しているではありませんか!
50gを超えたのは初めてなので少々驚きです。
ちょっと与え過ぎてしまいましたね…。
でもいつもの健康的なハナの見た目に戻ってくれたので一安心です。
尻尾もプリプリです!
しかし、産卵の度に痩せたり太ったりと毎回体力の消耗が心配です。
この先、産卵はハナの寿命にはどのように影響してくるのでしょうか…。
幸い健康のバロメーターでもある「食欲」と「排泄」については特に問題が無いので、「このまま何事もなく元気に過ごしてくれたら…」と思う今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!