
こんにちは、ガゼルです。
レオパードゲッコーの飼育に欠かせないアイテムの一つに「ウェットシェルター」があります。
湿度管理が重要なレオパには無くてはならないものですね。
ウェットシェルターは各メーカーから様々な商品が発売されています。
実用性やデザイン性など、それぞれの飼育環境に合ったものを選ぶ必要があります。
今回は私が実際に使用したことがあるウェットシェルターの比較について、私の感想も交えて記事を書かせていただきます。
レオパ飼育ではお馴染みのウェットシェルター3選

今回比較したのはこの3商品です
- 【スドー】ウェットシェルターM
- 【ジェックス】モイストロック170
- 【ビバリア】ハイドロボックス
それでは順番に見ていきましょう!
スドー ウェットシェルターM
おなじみ「スドー製ウェットシェルター」です。
レオパードゲッコーの飼育では定番中の定番ですね。
爬虫類ブログやYouTubeを見ても一番使用されている方が多い商品です。
今回レビューするのは、レオパのサイズに丁度いい「Mサイズ」です。
本体サイズ (幅X奥行X高さ) :13×8.5×7.5cm 本体重量:300g
材質は陶土 原産国は中国です。
上部のくぼみに水を入れるとケージ内の湿度がかなり上がります。
我が家ではスーパーハイポタンジェリンのハナにこのウェットシェルターのMサイズを使っています。
使用した感じでは、体重60g以下だとM、それ以上だとLサイズの方が良いかなと思います。
ハナはベビーからヤングのときによく上のくぼみに入り、首だけ出して温浴していました。
レオパの「スドーウェットシェルター」あるあるですね。
このシェルターのメリットは何と言っても湿度を高く保てる点です。
レオパの飼育で湿度を高く保てるのはとても重要です。

スドーウェットシェルターは上部のくぼみには水がかなり入ります。(約200mlも入ります)
デメリットとしては、陶器製で素焼きなので、清掃を怠るとカビが生えてしまいます。
1週間以上経つと表面がヌルヌルしてくるのでカビを発生させないためにもこまめな掃除が必要です。
歯ブラシでこすり洗いをすればヌメリは簡単に取れます。
その後、電子レンジや熱湯をかけて殺菌すればカビの繁殖を最小限に防げます。
もう一つデメリットとしては、シェルター内部から水滴が垂れてくるので、床が濡れてしまいます。
レオパはこの水滴を舐めていることがあるので、水分補給という意味ではメリットにもなりますね。
陶器製なので落下には弱いです。
項目 | 評価 |
価格 | |
耐久性 | |
清潔度 | |
見た目 | |
お手入れ |

ジェックス モイストロック170
爬虫類用品大手のジェックスエキゾテラ社のウェットシェルターです。
こちらはエクリプスのキョンに使用しています。
比較したのはMサイズにあたるモイストロック170で (幅X奥行X高さ) :10×16.5×9cm 本体重量410gでスドーより少し重量があります。
材質は同じく陶土で原産国は中国です。
こちらも上のくぼみに水を入れて使用するとシェルター内の湿度が上がります。
表面がコーティングされているのでカビが生えずらいのが特徴です。
内側もしっかりコーティングが施されているのでスドーのように内側に水滴が溜まるようなことがありません。

こちらのシェルターには底面があるため、レオパが中にいるとシェルターの掃除ができません。
ただ、床材を交換するときなどはレオパも一緒に動かせるため非常に便利です。
見た目が岩っぽいのでレイアウト的にも周りに合わせやすいですね。
また、表面デコボコしているので脱皮の手助けをしてくれます。
キョンは脱皮のときこのデコボコをうまく利用して脱皮しています。
デメリットとしては使用していると表面のコーティングが若干剝がれていきます。
表面がコーティングされている分、スドーに比べるとケージ内湿度は上がりにくいです。
メーカー発表では洗剤の使用やこすり洗いはできないことになっています。
私はカビや細菌の発生が気になるので洗剤をつけたり、歯ブラシなどで洗うこともありますが、それによってコーティングが剥がれるようなことは今のところ起こっていません。
項目 | 評価 |
価格 | |
耐久性 | |
清潔度 | |
見た目 | |
お手入れ |

ビバリア ハイドロボックス
こちらのシェルターはキョンがベビー~ヤングのときに一時使用していました。
本体サイズ (幅X奥行X高さ) 17.1×10.9×6.9cm 本体重量180gでかなり軽量です。
上記の2つと違いメインの材質はプラスチック製で上部の皿だけが陶器となっています。
見た目がとってもおしゃれですね。
メイン素材がプラスチック製なので湿度はあまり上がりません。
メリットは掃除のときに洗剤をつけて洗えます。
プラスチック製なのでカビも発生しずらいです。
他の2点に比べて出入口が小さいのでレオパのストレス軽減になると思いますが、反面、中が真っ暗なのでレオパの様子を確認するのが困難です。
肝心の湿度があまり上がらないので私はあまり使用しませんでした。
項目 | 評価 |
価格 | |
耐久性 | |
清潔度 | |
見た目 | |
お手入れ |

ウェットシェルター比較表
メリット | デメリット | |
【スドー】 ウェットシェルター | ・湿度が保てる ・レオパをすぐ取り出せる | ・床材が濡れる ・カビが生えやすい ・上部のくぼみが洗いずらい |
【ジェックス】 モイストロック | ・見た目が良い ・レオパごと運べる | ・中が掃除しにくい ・コーティングが剥がれる |
【ビバリア】 ハイドロボックス | ・掃除がしやすい ・ストレス軽減になる | ・湿度が上がらない ・軽いので動きやすい |
上記の3商品は値段もお手頃なので、飼育環境でいろいろ試してみるのも良いかもしれませんね。
さいごに…
ウェットシェルターはいろんなメーカーから様々な商品が発売されています。
おしゃれなものだとけっこう高額だったりしますが、ネットショップで検索すると自分のケージレイアウトにピッタリな商品を見つけることができると思います。
また、爬虫類イベントに行くと色んなシェルターが売っています。
手作りの物もたくさん売られており、一点物もありますので自分だけのお気に入りのシェルターが見つけられるかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました♪
レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!
レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
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