はじめに

こんにちは、ガゼルです。
今回も、前回に引き続き「レオパードゲッコー」の魅力について触れたいと思います。
レオパの魅力とは…
トカゲやヤモリって、ものすごく素早く動くイメージを持っている方、結構多いんじゃないでしょうか?
実際、私も北海道の田舎にいた頃、よく野生のカナヘビを見かけたんですが、とにかく動きが速くて、捕まえるなんてとても無理だなと感じていました。

しかし、同じ爬虫類でもレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)は全く違うのです。
動きがとてもゆっくりで、特に成体になるとのんびりでマイペース。
幼体のうちは素早いところもありますが、基本的には穏やかな性格で、ハンドリング(手に乗せること)も容易です。
私はレオパにできるだけストレスをかけたくないので、頻繁には触れませんが、水をあげたりケージを掃除するときなんかに、そっと手に乗せて触れ合うことがあります。
そういう時間が、なんだかちょっとした癒しになるんですよね。。
また、「部屋んぽ」といって、ケージの外に出して部屋の中を歩かせることもあります。
レオパがのんびりと床を歩き回る姿をただ眺めているだけで、不思議と時間がゆっくり流れていくような、そんな穏やかな気持ちになります。
我が家のレオパたち

我が家の長男「キョン」は、とても穏やかな性格をしています。
ハンドリングのときも落ち着いていて、手の上でじっとしていてくれるので、こちらも安心して触れ合えます。
一方で、「ハナ」はちょっと神経質なタイプ。ケージを開けるとすぐに動き出して、あちこち歩き回るのが日課です。
それに加えて、身体能力もなかなかのもので、10センチくらいの距離ならピョンとジャンプして飛び移ることもあるんです。
見ていて「えっ、そんなことできるの?」と驚くこともあります。

このように、レオパは見た目こそ似ていますが、性格や行動は本当に様々です。
動きが活発な子もいれば、おっとりマイペースな子もいて、その違いを見ているだけでも飽きません。
食事はコオロギやデュビアなどの昆虫が好きですが、人工飼料にも慣れてちゃんと食べてくれるので、飼育もしやすいです。
人工フードで飼育できる

個体によってけっこう餌の好みに違いがあるんですが、うちの2匹はありがたいことに人工フードをよく食べてくれます。虫が苦手な私にとっては、これは本当に助かるポイントです。
メインであげているのは、キョーリンの「レオパゲル」。ミルワームやシルクワームといった昆虫原料がたっぷり入った半ねりタイプの総合栄養食です。
初めて人工フードを与えるときは、少し不安でしたが、うちの子たちはすぐに食べてくれました。
念のため、ジェックスの「レオパブレンドフード」も常備していますが、今のところ出番はほとんどありません。
レオパに必要な栄養バランスがしっかりとれているので、レオパゲルのみでの生涯飼育も可能です。
また、ランニングコストも安く、成体になればごはんは週に1回でも十分。2匹合わせても餌代は月に1000円以下と、かなり経済的です。
コストを気にせず、無理なく続けられるのも、レオパ飼育のうれしいところですね。
レオパの飼育環境

レオパの飼育を始めるのに必要なのは、ケージとパネルヒーター、それにウェットシェルター。
この3つがあれば、ひとまずスタートできます。
レオパは夜行性なので、昼行性の爬虫類によく使われる紫外線ライトやバスキングライトは必要ありません。
こういったライト類って意外と維持費がかさむので、その心配がないのは大きなメリットなのです。
さらに、餌代もあまりかからないので、初期費用だけでなく、日々のランニングコストもお手頃。
レオパードゲッコーの飼育はとても経済的で、初めて爬虫類を飼ってみたい人にもぴったりのペットだと思います。
⇩初期費用はざっとこんな感じです⇩
(生体は一番安い品種で設定しています)
値 段 | |
生 体 | 5000円 |
ケージ | 3000円 |
シェルター | 800円 |
ヒーター | 2000円 |
エサ(人工餌) | 800円 |
温湿度計 | 400円 |
レオパの飼育は、だいたい12,000円くらいあれば始められます。
必要なのは、ケージやパネルヒーター、ウェットシェルターに加えて、床材も用意しておきたいところです。
床材にはいろいろな種類がありますが、初心者さんにはキッチンペーパーがおすすめです。
衛生的ですし、汚れたらすぐに交換できるのでとても手軽です。
最初のうちは、必要最低限のものだけ揃えて、慣れてきたら水入れや上部ヒーター、サーモスタットなどを飼育環境や季節に合わせて少しずつ追加していくと、無理なく飼育ができます。
最後に…

ここまでレオパードゲッコーの魅力についてざっくりご紹介してきましたが、実は私自身も、もともと爬虫類はちょっと苦手だったのです。
しかし、いざ飼ってみるとレオパの魅力にどっぷりハマってしまいました…。
レオパは一見無表情に見えるかもしれませんが、よく観察するとさまざまな表情を見せてくれたり、思わず笑ってしまうような仕草や行動をしてくれるので、見ていて飽きることがありません。
動きがゆっくりなため、手に乗せたり優しく触れ合ったりしやすいのも大きな魅力です。

最後までお読みいただきありがとうございました♪
▼レオパの寒さ対策についてはこちらから▼



レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!