こんにちは、ガゼルです。
前回、ハナの拒食の原因が「抱卵」であることをお伝えしました。
昨年は綺麗な「無精卵」を2個×5回、合計10個の卵を産みましたが、今回は一体何個の卵を産むのでしょうか…
産卵床に見向きもせず
抱卵を確認してから「産卵床」をセットして様子を見ましたが、数日経ってもなかなか卵を産んでくれません。
昨年は産卵床を置くと2~3日で産むことが多かったのですが、今回は産卵床には見向きもしません。
しかし、お腹を確認して見てみると、今にも産み落としそうな卵しっかり確認でき、かなり大きくなっている様子が伺えてます。
そうこうしているうちに、予想していなかった「脱皮の兆候」も見られてきました。
レオパのイベントが2つ重なる可能性が出てきましたね。
白昼堂々と脱皮!?
レオパは温度により体色が若干変化します。
いつもより体が白っぽいな…と思っていましたが、産卵のことばかりに気を取られていたので、
その白い体が脱皮の兆候だとは思わず、突然「ゾンビ」のような姿で出てきたときは少々驚きました(汗)
通常、夜中に行われる脱皮ですが、この日は白昼堂々、私の目の前で始まってしまいました。
脱皮に気が付いてから終了するまで、わずか数時間の出来事です。
産卵を控えているため、脱皮は手短に済ませたかったのでしょうか…。
レオパは脱皮が始まると夜中に15分程度で終わってしまうので、基本的には見ることができませんが、今回は一部始終を見ることができたので良かったです♪
こちらも突然終わっていた
産卵床に入ることもなく、いつもと同じ行動パターンなので、産卵はもう少し先だと思っていた矢先です。
翌日、仕事から帰ると…このような状態になっていました。
床材のキッチンペーパーがボロボロになっていたので、「ウェットシェルター」を持ち上げてみると
白く輝いた卵が2つ転がっておりました!
この状態から見ると産卵からそれほど時間が経っていません。
もう少し早く帰宅していれば貴重な場面を見られたかもしれないですね。
今回は産卵床の出番はありませんでしたね。
今度は産卵シーンも見てみたいです。
今までにない珍しい産み方
その後、ハナは2週間に一回のペースで産み続け、先日4クラッチ目の卵を産んでいるのを発見しました。
今回は、今までとは違った「珍しい産み方」です。
【いつもと違う点】
- 卵の間隔が離れている
- 卵の色が違う
- 床材がボロボロになっていない
いつもは2個の卵が並んでいるのですが、今回は上の画像の通り、離れて産み落とされていました。
そして、その2つの卵は色が異なるのです。
奥の白い卵は少し時間が経っているので張りが出ています。
手前の方は、産んだ直後なので黄色っぽく、卵はブヨブヨしています。
この様子から、2個目を産むまでに結構な時間差があることが解ります。
今回は難産だった!?
実は、抱卵中、片方だけ卵が大きいのが解っていました。
いつもの1.5倍ほど大きかったので、卵が詰まってしまわないか心配だったのです。
手前の黄色い卵は大きかったため、産むのに時間が掛かってしまったのだと思われます。
卵が離れていたのは、動きながら頑張って産んだためですね。
右の方が少し長いですよね。
2個目は大きいので難産だったのでしょう…。
とりあえず、「卵詰まり」がなくてホッとしております。
卵が入っていた場所は窪んでしまい、尻尾もスマートになってしまいました。
この後は、体力回復のために餌を食べるだけ与え続けます。
早くこのように戻ってもらいたいですね。⇩⇩
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さいごに
昨年の産卵より今年はここまで(4クラッチ目まで)ハイペースです。
最後の産卵(5クラッチ目)も無事に済んでもらいたいと願っています。
しかし、交尾をしていなくても卵を産む個体がいるのは解っていましたが、1年経たずして次の産卵を迎えるとは思ってもいませんでした。
ハナの体力がちょっと心配です…。
ちなみに生後2年のスーパーマックスノーの「つぶ」も同じメスですが、今のところ抱卵の兆候は無いので、無精卵を産まない個体である可能性が高いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
【次の日記】
レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!