はじめに
こんにちは、ガゼルです。
今回はマルカン社から発売されているレオパのおやつ「レプタイルピューレ」のレビュー記事です。
レプタイルピューレは、爬虫類用としては珍しく「おやつ」として販売されている商品になります。
我が家のレオパたちは「レオパゲル」を中心とした人工フードのみでの飼育です。
3匹ともお迎え後は昆虫を食べたことがありません。
最近は餌の食いつきが悪いときがあるので、拒食になってしまったときの選択肢の一つとして今回ご紹介するレプタイルピューレをはじめて購入してみました。
初めて「レプタイルピューレ」を与えたときのレオパの反応を見てみたいと思います!
「レプタイルピューレ」とは…
レオパが大好きなミルワームを主原料としている高タンパクなフードで、2021年3月にマルカン社より発売されました。
レオパの人工フードでは初めての「おやつ」ということで発売当初より気になっていた商品です。
ちなみに販売元の「マルカン」社とは小動物、爬虫類関連のグッズやフードを専門に販売しているメーカーさんです。
⇩⇩こちらを販売しているところですね。我が家でも愛用させてもらっています。
この商品はスティックタイプになっていて開封口から直接与えることができるので大変便利です。
レプタイルピューレはこのスティック(5g)が10本入っています。
対象の爬虫類は、「レオパードゲッコー」と「フトアゴヒゲトカゲ」となっていますので、昆虫食の爬虫類はだいたい食べてくれると思います。
中身はこのような状態になっています。
開封すると、まずオイルが滴り落ちてきます。
床材が汚れてしまうので下には受け皿を置くことをおすすめします。
「レオパゲル」に比べると非常に柔らかく、中身を出し過ぎると落ちてしまうので要注意です!
レオパたちの反応は!?
キョン
まずは我が家では、一番体が大きくて何でも食べてくれるエクリプスの「キョン」です。
キョンはほとんど「レオパゲル」だけで育っています。
最初は様子を伺っていましたが、食いつくまでに時間はかかりませんでした。
レオパは餌を舐めずに喰いつく習性があるので開封口からだと食べずらそうですね。
さすが「レオパのおやつ」というだけあってとても美味しそうに食べています。
ハナ
次に少し前に3週間の拒食になってしまったスーパーハイポタンジェリンの「ハナ」です。
ベビーからヤング期まではレオパゲルを食べていましたが、ここ1年くらいはレオパブレンドフードしか食べてくれません。
食べる量も毎回キョンの半分くらいです。
アダルトなので週に一回の給餌にしていますが、食べてくれないときは餌の与え方を変えてみたり、給餌の間隔を短くしたりと我が家では一番餌やりに気を遣っている個体です。
レプタイルピューレを食べてくれたら給餌の選択肢も広がって安心です。
レプタイルピューレを見るや否やすぐに食べてくれましたね。
小食のハナがこのように食べてくれるのはとってもうれしいです。
レオパゲルの様に弾力性がないので食べずらそうではありますが、しっかり食べていますね。
いつものハナでは見られない喰いつき方です。
ハナは止まっている餌にはあまり反応しないので、このようにピンセットで動かすと食べてくれます。
つぶ
スーパーマックスノーの「つぶ」は早くも生後5か月目に入りました。
レオパでは「ヤング期」と言われる時期ですね。
生後4か月頃からは、毎日給餌から一日おきしています。
つぶは開封口から直接食べなかったので、置き餌で食べてもらいました。
つぶも美味しそうに食べていますね。
ここまで喰いつきが良いフードは「レオパゲル」以来です。。
柔らかいのでうまく食べることができませんが、反応は上々です!
成分比較表
レオパゲルとの成分を比較してみました。
レオパゲル | レプタイルピューレ | |
主 原 料 | ミルワームミール | ミルワーム・鶏ササミ等 |
タンパク質 | 10%以上 | 7%以上 |
脂 質 | 1.0%以上 | 1.0%以上 |
粗 繊 維 | 2.5%以下 | 2.0%以下 |
灰 分 | 3.5%以下 | 2.0%以下 |
水 分 | 80%以下 | 85%以下 |
成分は思っていたほどの大きな違いはないですね。
タンパク質はレオパゲルの方が多くて以外でした。
レプタイルピューレは、「無着色」「無香料」となっています。
さらにレオパに必要なカルシウムが配合されているのもうれしいですね。
ちなみに、この商品は常温保管で開封後は別容器での冷蔵保管となっています。
キョンのように食欲旺盛な個体は、1本(5g)は1回で食べきれる量です。
この辺りもしっかり考えられていると思います。
さいごに
レプタイルピューレはとにかく柔らかいのでオイルが下に落ちてしまいます。
与えるときは床材が汚れないような工夫が必要です。
そして、開封口から直接与えるには少々コツがいります。
オイルがすぐに垂れてくるのでレオパが食いついてくるタイミングに合わせて出す必要があります。
もう一つ注意しなければいけないのはレプタイルピューレは「おやつ」として販売されているので、主食として与えるには栄養バランス的には好ましくないので、あくまでも副食として与えるようにしましょう。
さいごに
人工フードに飽きてしまったときの副食としては、今回の反応を見てもかなり期待が持てることが解りました。。
レオパードゲッコーは、突然「謎の拒食」に陥ってしまうことがよくあるので、そのような時のために「レプタイルピューレ」用意しておくのもありですね。
今回ご紹介した「レプタイルピューレ」は、我が家では特に拒食傾向がある「ハナ」に対してこれから重宝しそうな気がしております。
レプタイルピューレとってもおいしかったね。
もっとちょうだい!足りないよ~
あくまでも「おやつ」だからな。
そんなには食えねぇんだよ。
キョン、一番食べていたお前言うな…
「レプタイルピューレ」は、普段の餌を食べなくなってしまった時のためにストックしておくと便利ですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!