レオパードゲッコーとモルフ、ハイイエローなど模様は成長とともに変化

レオパの飼育&情報

はじめに

こんにちは、ガゼルです。

今回も、レオパードゲッコーの品種(モルフ)についてご紹介します。
レオパは成長とともに、体の色や模様が少しずつ変化していくのが特徴です。
そのため、子どもの頃と大人になったときとでは、見た目が大きく異なることも少なくありません。

レオパの模様や色は変化する?

一年後は違うレオパに…

レオパードゲッコーの中でも、とくに「ハイイエロー」や「マックスノー」といった品種は、成長にともなって模様が大きく変わりやすいことで知られています。
たとえば、お迎えしたときには美しい縞模様だった個体が、1年もすると斑点模様に変わり、成体になる頃には「本当に同じ子?」と思ってしまうほど、印象がガラッと変わることもあるのです。

そのため、ショップで見たときに見た目が気に入ってお迎えしたレオパでも、時間が経つと模様がまったく違って見える、というケースも珍しくありません。
こうした変化があることを理解したうえで、レオパをお迎えする前には、品種ごとの特徴や成長後の姿をあらかじめよく調べておくことがとても大切です。

スパマクは変化が少ない?

スーパーマックスノーは変化が少ない

一方で、「スーパーマックスノー」という品種は、成長しても模様の変化がほとんどないのが特徴です。
多少、スポットが大きくなったり模様がつながったりすることはありますが、ベビーの頃とアダルトになったときで見た目が大きく変わることはあまりありません。

そのため、店頭でスーパーマックスノーの模様を気に入った場合は、成長してもその姿が大きく変わる心配が少なく、安心してお迎えできる品種といえるでしょう。

発色のポイントは温度

レオパードゲッコーの色や模様は、成長するにつれて何度も脱皮を繰り返すことで少しずつ変化していきます。

そして、体の色の明るさや暗さには、実は飼育環境が大きく関わっているのです。

飼育温度を高めに設定し、床材をキッチンペーパーなどの明るい色にすると、レオパの体色も明るくなりやすいと言われています。

反対に、温度を低めにして、デザートソイルのような暗い色の床材を使ったりすると、体色もやや暗くなる傾向があります。

特にタンジェリンなど、鮮やかな発色を楽しみたい場合は、30℃前後の高めの温度設定で飼育するのがおすすめです。

ただし、成体になってからは体色の変化はあまり期待できないので、もし明るい色に育てたいのであれば、ベビーのうちから飼育環境に気を配ることが大切です。

我が家のレオパたちは…

エクリプス「キョン」

我が家のレオパたちも成長とともに少しずつ変化していきました。

キョン♂ モルフ:エクリプス 生後5ヶ月

こちらは、エクリプスの「キョン」の生後5ヶ月頃の写真です。
全体的に色素が薄く、頭部にはくっきりとしたヒョウ柄模様が見られます。

まだ皮膚が薄い時期なので、瞼から目が青く透けて見えるのも、ベビーならではの特徴です。

生後一年

生後一年の画像です。

ピグメントの配置は基本的に変わりませんが、色は少し濃くなっていますね。

特徴的だった頭部の豹柄は完全に消失してしまいました。

現在の姿です。

照明の明るさが若干違いますが、ピグメントが濃くなり、黄色味が強くなっています。

エクリプスは変化が少ないモルフなので、キョンもそこまで大きく変わっていないようです。

スーパーハイポタンジェリン「ハナ」

続いてスーパーハイポタンジェリンのハナです。

ハナ モルフ:スーパーハイポタンジェリン

生後3か月頃です。

お迎え時は、背中の薄い緑色のバンドにピグメントがのっています。

生後一年頃

現在は背中にあったピグメントは消失し、緑色のバンドもほとんど残っていません。

顎のあたりにベビーのときには無かったピグメントが出現してきました。

そして、尻尾の模様も結構変化していますね。

最後に…

レオパを飼育するうえで、成長とともに変わっていく体の色や模様は、大きな楽しみのひとつです。

体色の変化は少しずつ進むので、毎日見ていると気づきにくいかもしれませんが、ふと以前の写真と見比べてみると、「こんなに変わってたんだ!」と驚くこともあります。

これからレオパを迎えようと思っている方は、品種ごとにどのような変化が起こりやすいのかを事前に調べておくことをおすすめします!

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最後までお読みいただきありがとうございました♪

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レオパの飼育を始めてみよう!

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!

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