ヒョウモントカゲモドキのお腹の話「レオパの内臓が透けて見える」は異常なのか

レオパの飼育&情報

こんにちは、ガゼルです。

はじめに

レオパードゲッコーのお腹側をよく見てみると、「黒い影が透けている個体」とそうでない個体が存在します。

一般的にベビーは皮膚が薄いので内臓が透けて見えやすいと言われています。

だとするとアダルトになるにつれて内臓が見えなくなると思いますが、我が家にいるスーパーハイポタンジェリンの「ハナ」はベビーの頃から現在(2歳)に至るまで内臓がずっと透けています。

逆にエクリプスの「キョン」はベビー時からあまり透けていません。

今回は、「この違いは一体何なのか…」を考えてみたいと思います。

黒い影の正体は…

レオパのお腹をよく見てみると真ん中あたりに管のようなものがあり、その周りにいびつな形の影が複数確認できます。

よく内出血と勘違いされる方がいますが、これは消火器官の中にある糞や腸などの内臓が透けて見えるためです。

糞が腸内に溜まっていくと黒い影は大きくなります。

スーパーハイポタンジェリン「ハナ」

生後2年が経つハナですが、しっかり透けていますね。

この画像は通常の状態で、内臓に糞が溜まっていくともう少し黒くなります。

指がなんともかわいらしい。。

エクリプスの「キョン」はハナほど透けていませんね。

ベビーの頃からこのような感じでうっすら影が見える程度でした。

モルフが関係している?

ベビー時(生後3か月くらいまで)は皮膚が薄いので内臓がはっきりと見える個体が多いです。

ベビーをたくさん取り扱っているショップであれば確認することができます。

「ブリザード」「スーパーマックスノー」などの白系のモルフはお腹が透けやすいと言われていますが、我が家のスパマクの「つぶ」はそこまで透けていないので個体差からくるものが大きいと思います。

お腹で健康状態を確認できることも…

お腹全体が何日も黒くなっていたら便秘になっている可能性が高いので、水分を摂らせたり、お腹を温めるなどして排泄を促してあげましょう。

普段よりお腹が膨れているようでしたら「腸閉塞」の可能性も考えられます。

また、ハンドリングなどで高いところからお腹で着地したときや、生き餌に内臓を噛まれて内出血で黒くなってしまうこともあるようです。

そのような時は速やかに病院で診てもらうようにしたほうがいいですね。

最後に…

ウンチが溜まっていますね~

結論として、お腹の黒い部分は内臓が透けて見えているだけで特に異常ではありません。

普段、意外とお腹側は見ているようで見ていないので、注目してみると微妙に毎日「色や形が違う」ことがわかります。

それにより健康状態もチェックすることができ、「病気の早期発見」につながることもあります。

ハンドリングをしているときなど、お腹側もしっかり観察して「異常が無いか」確認することも大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

辛いでしょ。その体勢は…。

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レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

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