レオパの飼育【SHELTER】ボーダーウェットシェルターレビュー

はじめに

こんにちは、ガゼルです。

今回は、2021年の12月上旬にウェブ予約した「SHELTER」さんのボーダーウェットシェルターが、我が家に届いたので商品到着から実際に使用してみた感想までを書かせていただきます。

【SHELTER】製 ボーダーウェットシェルターとは…

SNS、ブログ等で「赤や黄色のボーダーラインが入ったオシャレなウェットシェルター」を見かけたことはないでしょうか?

このようなカラフルできれいなボーダーラインが入ったウェットシェルターです⇩

2年位前からSNSなどでよく見かけるようになり「どこのシェルターだろう…」と気になっていました。

調べてみると、爬虫類や小動物向けに信楽焼のシェルターなどを販売している「SHELTER」さんが製作していて、爬虫類イベントや年に数回の受注会でしか手に入らないということです。

こだわりのシェルター

陶器が完成するまでにはすごく時間がかかり、職人さんが一つずつ手作りで製作しているので大量生産ができない貴重な代物なんですね。

ブログ、youtube等を拝見しても製作にはすごくこだわりを感じます。

信楽焼とは…
滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、粘り気のある良質な陶土でつくる陶器は長い歴史と文化に支えられ、伝統的な技術によって今日に伝えられています。耐火性が高く、大きなものでも壊れることなく焼き上げられるため、食器類や花器、風呂桶など様々な生活の道具に用いられ、日本六古窯のひとつにも数えられています。一般には狸の置物が著名で、国会議事堂のピラミット状の屋根にも信楽焼のタイルが使われています。 <参考:Wikipedia>

今回はこのボーダーウェットシェルターを「キョン」「ハナ」「つぶ」にそれぞれ購入してみました。

今回の注文分は(2021年12月注文)2022年3月末までのお届けということで「4か月もかかるのか~」と思いながら気長に待っていたのですが、2月中旬に突然発送完了のメールをいただき、予定よりも早く受け取ることができたのです。

商品到着!!

ダンボールの側面にはレオパのかわいいハンコが押印してあります。

かわいい!

箱を開けると緩衝材に厳重に包まれた商品と名刺、印刷物が1枚入っておりました。

この印刷物を読んでも製作者さんの強いこだわりを感じます。

市販品でここまで商品についての説明をしているものはありませんね。

搬送中に落下しても割れないようにしっかりと梱包されています。

さっそく中を開けてみましょう!

左からグリーン(M)、ブラック(L)、ブルー(M)

SNSで見てたやつです。美しいです…。

実際に手に取ってみるとずっしりと重みがあり高級感が漂っています。

同サイズでも水を入れる部分の大きさが若干異なります。

色ムラもあって手作り感が出ていますね。

陶器独特の味わいがあっていい感じです!

ブラックがLサイズ、ブルーとグリーンはMサイズです。

キョンは体が大きいのでLサイズにしてみました。

通常サイズのレオパ(50~80g)はMが丁度いいと思います。


Sサイズはレオパより体が小さい爬虫類に適しています。

カラーは他にもレッド、イエロー、オレンジ、ピンクなどバリエーションが豊富なので、飼い主さんの好みやケージレイアウト、モルフ色などに合わせて選ぶことができますね。

使用してみた感想…。

この商品は表面の「コーティング処理」により汚れが付着しにくく、水の浸透は緩やかです。

コーティングはウェットシェルターの一番の懸念でもあるカビの発生を最小限に抑えてくれる効果があります。

表面コーティングの効果で市販品に比べて水の減りはかなり少ないのですが、反面ケージ内の湿度があまり上がらないでは…と思いましたが、レオパに必要な湿度はしっかり保ってくれます。

シェルターの内側から水分が浸透してうっすら濡れている感じなのでシェルター内の湿度も十分です。

販売元の検証ではシェルター内の湿度は82%となっています(ケージ内温度27℃、室内湿度63%にて)

水が染み出て床がビショビショになることがないので床材も清潔に保つことができます。

我が家では床材にキッチンペーパーを使用しているので、こちらは最大のメリットになっています!

釉薬(ガラスコーティング)と撥水剤の2重コーティングを施されていますが、シェルターの表面には適度なザラつきがあり、レオパの脱皮の際にも役立ってくれそうです!
キョンは重厚感のあるブラックのLサイズ。

手入れも楽ちん!

一部の商品では洗浄でコーティングが剥がれてしまうことがありますが、この商品は食器用洗剤で洗うことができます。

洗浄後、しっかり天日干しをすればウェットシェルターの大敵であるカビの繁殖を抑えることもできます。

しかし、研磨剤の使用や金ブラシでの洗浄はせっかくのコーティングが剥がれてしまう可能性があるのであまりおすすめはしません。

つぶは気品漂うブルーのMサイズ。

購入方法は?

この商品のデメリットとしては、価格が若干高く、ショップで購入することができないので入手しづらい点です。

購入するには、爬虫類イベントか年に数回のネットでの受注会に申し込む必要があります。

いずれも「SHELTER」さんのホームページで情報提供がされているので、しっかりチェックしていれば購入することが可能です。

SHELTER
信楽焼の爬虫類シェルターとグッズのお店です

ちなみに価格は、S~2750円、M~3300円、L~3850円となっています。

(2021年12月現在)

市販品は1000円以内で購入できるので、ウェットシェルターの値段としては少々お高めですね。

しかし、レオパの飼育にはランニングコストがあまりかからないので、このくらいの出費は個人的には全然ありだと思います。

ハナはグリーンのMサイズ。タンジェリンとグリーンはよく合います。

最後に…

使用してまだ1か月弱ですが、湿度もしっかり保てていますし、手入れも非常に簡単なので費用対効果はとても高く感じています。

何より見た目がとてもかわいいので、レオパを観察する時間がまた増えてしまいました…。

気軽に購入することができない商品で、受け取るまでには少し時間がかかってしいますが、その分レオパの飼育は更に楽しく充実したものとなります。

レオパの飼育にも大分馴れてきて2個目、3個目のウェットシェルターを探しているなら「SHELTER」さんのボーダーウェットシェルターはとってもおすすめです!

レオパの飼育を始めてみよう!

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。

成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。

レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)

⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!

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