はじめに
こんにちは、ガゼルです。
爬虫類の中でも比較的「性格が穏やか」と言われているレオパードゲッコーですが、個体により 「温厚」「活発」「繊細」 など様々な性格の子がいます。
今回は飼育してみてはじめてわかる「レオパードゲッコーの性格」について書かせていただきます。
レオパードゲッコーの性格と気質について
人間には十人十色と言われるようにそれぞれ「性格の違い」がありますが、レオパードゲッコーにも個体により性格(気質)は様々です。
基本的にレオパは大人しくて人に馴れやすいので爬虫類初心者の方でも気軽に飼うことができます。
ベビーの頃はまだ人に馴れていないので、警戒心が強く攻撃的な個体もいますが、環境に慣れると穏やかになることが多いです。
動物によっては性別により性格が異なる種は多数存在しますが、レオパに限って言えばオスとメスでの性格の違いはほとんどありません。
繁殖のときにオス同士の縄張り争いで攻撃的になることもありますが、通常の飼育環境では基本的に動きは遅くとても穏やかです。
もちろん、「モルフによって性格が違う」ということもありません。
一部のアルビノ系統のレオパは弱視のため反応が敏感だったりしますが、性格の違いというまでには至らないですね。
性別やモルフでの違いはないものの、レオパは個体により結構性格や気質に違いがあります。
マイペースなキョン
我が家のレオパを例に出すと、エクリプスの「キョン」はとても温厚な性格で子供の頃からあまり動きません。
ハンドリングも特に嫌がる様子がないのでとても大人しい個体です。
ケージの外に出しても逃げることなくジッとしています。
怯えている様子も感じられません。
「マイペース」という言葉がキョンにはピッタリです。
とても繊細なハナ
スーパーハイポタンジェリンの「ハナ」はキョンとはまるで正反対の性格をしています。
とても活発でよく動いています。
逃げ足もとても速いです。
ベビーのときからハンドリングではよくピョンピョン飛び跳ねていました。
大人になった現在でもケージの蓋を開けると脱走を仕掛けてくるので目を離すことができません。
そんなハナの特技はダンスです。
壁にもたれながら左右によく動いています。
俗に言う「レオパダンス」というやつですね。
しかしキョンはこのレオパダンスを一切やりません。
同じレオパードゲッコーでもぜんぜん性格が異なります。
つぶの性格は…
先月お迎えしたばかりのスーパーマックスノーの「つぶ」はまだ生後3か月なのであまり参考になりませんが、比較的大人しい個体だと思います。
まだ警戒心が残っており、ケージを開けるとびっくりするときがあります。
シェルターの中で引きこもっている時間も多いですね。
つぶは他の2匹の同時期と比べると、ハンドリングにまったく嫌がる様子がなく餌もたくさん食べてくれます。
ベビーのときはで見ているだけ癒されます。。
つぶはお迎え2か月目でやっとトイレの場所を覚えてきました。
レオパはお迎え時は環境に馴れていないのでケージのいたるところで排泄をします。
馴れてくると臭いを覚えてトイレの場所が固定されていきます。
自然に覚える個体もいれば、しつけをしなければトイレの場所を覚えない個体もいます。
つぶはトイレのしつけに関しては一番時間がかかりましたが、ここ最近は同じ場所で排泄をしてくれます。
最初の頃は、水入れの中やハンモックの上などで排泄をすることが多かったのですが、色々な場所に排泄をして一番しっくりくる場所を探していたんでしょうね。
レオパはトイレを覚えてくれるので掃除が楽で助かります。
多くのレオパと触れ合おう!
レオパードゲッコーは、体の模様がそれぞれ異なるように性格にも個性があります。
レオパをお迎えする際、生後半年以上経っている個体だとお店でハンドリングをした時にある程度の気質はわかります。
人に馴れていない個体は触ろうとすると逃げ回りますし、馴れている個体はハンドリングも自由にさせてくてます。
3か月以内のベビーはまだ警戒心が強いので、びっくりして逃げてしまう個体も多いようです。
そのため、お迎えを考えている方はお店で何匹か触らせてもらい相性を確認しましょう。
この子だ!と思えるレオパがきっと見つかるはずです。
さいごに
性格や気質の違いはありますが、レオパは基本的に大人しい爬虫類なので、お迎えした後に「飼育が難しくて困ってしまう」ということはほとんどありません。
他のペットに比べ、ランニングコストも掛からないので飼育に馴れてきたら、2匹目、3匹目と増やしていくのも良いかもしれませんね。
複数飼育してみるとそれぞれのレオパの個性が発見できて、違った楽しみ方が見えてきますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました〜♩
レオパの飼育を始めてみよう!
レオパードゲッコーは爬虫類の中でも比較的カラダが丈夫で、初期費用、ランニングコストの面でも初心者には最適なペットです。
成体になると給餌は一週間に一回、寿命は10~15年と長い間生活を共にできます。
レオパは飼育環境への適応能力も高く、適正な温度と湿度を守っていれば普段あまり家にいない方でも簡単に飼育することができます。
(もちろん飼い主としての責任とモラルは必要です)
⇩⇩こちらを準備したら、あとはレオパちゃんをお迎えするだけです!